Interview 都内に通勤するベテランサーファーが最近ハマったbeachスポーツは。

都内で働きながら茅ヶ崎のサザンビーチ近くで暮らす。海のイメージの茅ヶ崎暮らしにあこがれる諸氏にはうらやましい暮らしではないだろうか。20年続けてきたサーフィンに代わり、ハマったbeachスポーツがあるという。

茅ヶ崎市南湖在住 對馬 浩(つしま・こう)さん

藤沢市出身。藤沢で結婚し、茅ヶ崎暮らしは17年。都内に通勤。妻と中2の長男、小4の次男と暮らす。サーフィン歴20年だが昨年春からちょっとご無沙汰。その理由は…

海のそばに暮らしたい。ビーチまで自転車で3分の南湖に住む

結婚まで藤沢で過ごし、その後茅ヶ崎で暮らしはじめてから17年。当時からサーファーで、サーファー歴は20年。海の近くに住みたいと茅ヶ崎へ。当初辻堂駅近くの分譲マンションに住んだが、やはり戸建てに住みたいと海の近くで家を探す。いろいろ見て回り、海に近い南湖(なんご)に家を購入。サザンビーチまで自転車で3分の距離だ。妻の実家も川崎で、茅ヶ崎暮らしは抵抗なく決まった。
「普通、駅から離れると家は安く買えるはずなんですが…(笑)」。
茅ヶ崎駅から南側は、駅から離れるほど海に近づくので物件は安くならない。“茅ヶ崎あるある”だ。

茅ヶ崎の暮らしは「のんびりしている。普通と言えば普通かな。気候が温暖で、まちがフラットで、自転車で動き回れるのがいいですね」

仲良し5家族。大人も子どもも本気で遊ぶ! これも“茅ヶ崎あるある”。

茅ヶ崎で子育て中のママたちが必ずと言っていいほど話すあのネタは對馬さんからも聞かれた。
子どもがからんだ付き合いが長く続きます。子どもの保育園時代の家族ぐるみの付き合いです。保育園を卒園して数年経つ今でも、会えば親たちは夜中まで飲んでいる(笑)。」保育園時代にイベントに一緒に参加して、バザーや焼きそばのブースを出した仲間。価値観や空気感が同じ家族があちこちでグループになっている感じだ。
「うちの場合は5家族、子どもも合わせると20人~30人ぐらいが誰かの家に集まる。大人はリビングで、子どもは子ども部屋で。大人数なのでキツキツ。それがまた楽しい。」
卒園式にはパパたちがAKBを完コピ!スカート履いて(笑)、大盛り上がりで子どももママたちも大爆笑。ハロウィンの仮装も本気。パパたちが本気で遊ぶから子どもたちも本気で遊ぶ。
「空気感の合う家族同士、どうせ遊ぶなら本気で遊ぼうってね。」
これからも長く続く、宝物の友達家族ができる。茅ヶ崎子育てあるあるの一つでもある。

通勤は都内まで電車で1時間半。その時間をかけてもここに住みたい魅力がある。

このシリーズ、はじめてのパパインタビュー。気になるレジャー・通勤・買い物事情について聞いた。
住まいは海のすぐそばだが、市内北部の山側でもレジャーを楽しんでいる。對馬さんの息子たちはパパ同様、スポーツ好き。「里山公園」でボールを持って行ってサッカーをする。もちろん海側でも大いに楽しむ。柳島でママも一緒にテニスをしたり、柳島や西浜の海沿いを大きな富士山を眺めながら散歩したりしている。

對馬さんの職場は田町で、通勤は電車でDoor to Doorで1時間半。知人にも都内へ通勤している人は多いが、「通勤時間を犠牲にしてでも、この辺に住みたいということだと思います」。サーファーならずとも茅ヶ崎の海の魅力にひかれ、暮らす人たちが多い。「妻は平塚市内に通勤していて、所要時間は20分ほど。妻もママ友がたくさんいるこのまちを気に入って暮らしていると思います。」
買い物は車で5分の浜見平へ。時には隣町の平塚のららぽーとまで車で15分~20分かけて出かける。

對馬 浩(つしま・こう)さんインタビュー

茅ヶ崎の海辺と親和性の高いスポーツ「フレスコボール」を広めたい。

サーフィンは20年ほどやっていて、昨年までは週末は海に出ていた。ところが昨年春、サーフィン以外に目覚めたスポーツがある。ブラジル発の“フレスコボール”だ。
砂浜で2人がそれぞれ板のラケットを持ち、7m離れた位置から硬いゴムボールを打ち合い、ノーバウンドでラリーをする。2人は敵ではなく、ペアのチーム。かなり強くボールをたたきあうが、相手がとりやすいところに返す、思いやりのスポーツだ。對馬さんは逗子のフレスコボールクラブに選手として所属、公式大会にも出場中。茅ヶ崎には砂浜がある。對馬さんは、フレスコボールを茅ヶ崎に広めたいと燃えている
「でも今のところ、茅ヶ崎でやっているのはわたしだけだと思います(笑)。5月の湘南祭でブースを出させてもらって、体験会をしました。年齢・体力関係なく、下は小学生、上は70歳過ぎのおじいちゃんまでやっている方がいます。海辺のある茅ヶ崎とは親和性があると思うんです。息子と浜でやっているんだけど、まだまだ皆さんあまり反応してくれないですね(笑)」

長男も大会に出ており、昨年は親子で一緒に大会に出場。シーズンは3月~8月で年に4~5大会に参加。ビーチバレーの大会と一緒に試合が行われることも。
国内の競技人口は3000人ほど、選手活動は200人ぐらいだそうで、日本代表も身近なところに。

對馬パパと長男はフレスコボール、次男は野球、ママは趣味で帆布のバッグを作って、フェアに出展したり販売したり。4人ともそれぞれの取り組みに夢中になっている。大人も子どもも本気で取り組むのが、茅ヶ崎流かもしれない。

このまま都会になってほしくない。都会に用事があれば足を延ばせばいい。

「茅ヶ崎をほど良く田舎という人もいるが、相当、田舎だと思っています。そして、その田舎感をあまり失ってほしくない。海もあり、線路を超えれば山もあり、観光客が少なくてごみごみしておらず、良い意味で観光地化されていない。それが住人にとってはいいところ。近隣のまちは田舎だったのに、大型商業施設ができて渋滞がおきるようになった。茅ヶ崎は都会になってほしくない。都会にいきたければ足を延ばせばいい。」
對馬さんは続ける。
人と人のつながりを保ちながら、コミュニティを大事にしていきたいですね。わたしの住む南湖は高齢の方がたくさん住んでいらっしゃる。孤立させないように、住民でサポートしていきたい思いはあります。」
そしてフレスコボール。
「よく小学校単位で地域の方が活動しているバドミントンやバレーボールなどのサークルがありますが、あんなふうにフレスコボールも地域のサークルをつくって活動できたらうれしいですね。」
サザンCのオブジェのあるサザンビーチで、對馬父子がバシバシ打ち合っている姿を時折みることができるだろう。ぜひ興味を持って声をかけてみてはどうだろう。きっと喜んで競技の楽しさを教えてくれるはずだ。

Information:
県立茅ヶ崎里山公園
http://www.kanagawa-park.or.jp/satoyama/
柳島スポーツ公園
https://www.ys-park.jp/
逗子フレスコボールクラブ(ZFC)
https://www.facebook.com/Zushi.Frescoball.Club/
https://twitter.com/zushi_frescobol